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第30話 「光」













































































【おまけ】シロコ終了のお知らせ

















遠い



遠い昔



「それ」は起こった。



偶然か。 必然か。



それとも 神様のいたずらか



今となってはもう知る術はないが



気の遠くなるような 茫漠とした時間と闇の中で。



「それ」と



「それ」が巡り会い



私達の歴史が始まった。



ひとりぼっちだった私達は



この喜びを

 

だれかと 分かち合いたくて



分岐し、



数と個性を増やしていき、



いつしかそれぞれが別々の道を歩み始めた。



時に互いに傷つけ、滅ぼしあいながらも



それぞれが生き残る為に。



それぞれが種の次の花を咲かせる為に。



自分達が生まれた「それ」の喜びを



もっと多くの命と分かちあう為に。



私達は ここまで歩いてきた。



これまでも、そしてこれからも



続いていくであろう「それ」 は。



私達の次元の言葉で表現するならば
























間違いなく、こう呼べるだろう。




























































※瀝青炭 様より許可をもらい 
一部素材提供協力をして頂いております。


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