人類が「彼ら」との闘いを始めてから
6度目の夏が訪れようとしていた。

西暦2100年初頭。
世界各地で「悪魔を見た」という目撃証言が多発。
同年5月。
世界七大陸最高峰および日本国富士山頂に
未知の巨大建造物が一夜して出現。

後に「マザー」と称されるそれから
謎の生命体の発生を確認。

自らを「カオス」と名乗る彼らは
人類に対し無差別攻撃を開始する。


　

�A用語解説


【コスモス】
カオスが出現してから間もなくして地球上に現れた謎の生命体の総称。
カオスに比べて個体数が少ないため彼らの存在を把握しているものは少ない。
彼らの多くは地球上に存在する動物の姿をしており体色は白色が一般的。
人の言葉を操り、カオスの還元攻撃に対抗する高い戦闘能力を持つ。
カオスを打倒することを目的としているようだが
彼らの正体もまた不明である。

【ヘテロ】
コスモスの中に少数の確率で現れる突然変異。
通常のコスモスの体色が白色に対し黒色の体色を持つ。
命を削ることでマナの力を増幅させ使用することが可能な為
実力は通常のコスモスより一線を画す




【カオス】
突如地球上に現れた未知の生命体の総称。
世界各地で彼らに対する研究が行われているが
彼らの正体は未だ不明である。
「遠い銀河から訪れた訪問者である」
というのが現在最も有力な説である。

どの個体も漆黒の鎧のような甲殻を持ち
「黒玉」（こくぎょく）というコアを破壊することで
活動を停止させることができる。
黒玉の位置は個体によってことなり
場合によっては複数コアを持っている個体も存在する。



【還元攻撃】
カオスが繰り出す高次元攻撃。
発動の条件、技などは種によって様々であるが
対象を水や土、たんぱく質などに分解、還元させる
魔法のような攻撃を繰り出す。



【マナ】
この宇宙に存在する全ての原子が持ちうる
未知のエネルギーの総称
ボスいわく、「ビッグバンの残り火」
知識ある生命体が存在を認識し、使用することで
様々な効果や力を発揮することが可能。


まぁドラゴンボールでいう「気」みたいなもの

使用すれば減り、
時間が経てば貯まる

コスモス達の使用する技や
カオスの還元攻撃もこの力を応用したものである

また、マナを利用した技には全部で５段階のレベルがあり
上のレベルになればなる程技の威力や効果も上がる

前作blossomで言えば
レベル1が初級
レベル2が下級
レベル3が中級
レベル4が上級
レベル5が最上級魔法（禁止魔法）
に該当する。


【開花】（フラワー）
コロンが無の中で謎の女性に
教えてもらったリミッター解除呪文
フラワー状態中はマナの使用制限の理を無視できる為
約二倍の出力での攻撃が可能になる
要するにスーパーサイヤ人化
前作blossomで高等魔法使い（ハイメイジ）達が
発見したオリジナル魔法と同等のもの




【サピエンスウィルス】
6500万年前に地球に衝突した小惑星に
付着していたと考えられる
地球外からやってきた未知のウィルス
低確率で感染したキャリアの脳を
爆発的に成長させる特性を持っており
これにより猿はホモサピエンス（人間）へと進化するに至った

コスモス、カオスもこのウィルスのキャリアであり
彼らが言葉を使用できるのはこのため



【カオスの種類と亜種について】
カオスには様々なタイプが存在し
タイプごとに攻撃方法や特色が異なる
各タイプには一定の確率で亜種（突然変異）が誕生することがあり
通常タイプと比べて強力な特徴と力を持つ
産まれた順番が早ければ早いほど
亜種が誕生する確率が高くなる傾向がある。



・蜥蜴（リザード）型
最も個体数が多い下級の雑魚カオス。
トカゲのような外見で翼を持ち空を飛ぶ。


・浮遊（メテオラ）型
機動力を活かした攻撃を得意とする
下〜中級カオス　
足がなく　常に空中に浮遊している


・人影（シャドウ）型
人の影のような形の中級〜上級カオス。
人の言葉を理解し、自らも言葉を発する。


・人食（グール）型
二つの口を持つ中級カオス。
口ので捕食・取り込む事で
体内で獲物を還元させる。

・スライム型
人食型の亜種。
形状が安定しないドロドロの上級タイプのカオス
触れるだけで相手を吸収し、還元させることができ
高度な再生能力も兼ね備える
エロ同人要因


・騎士（エクィテス）型
人型の上〜中級カオス
還元砲（アダマ）の会得に加え
剣を用いた還元攻撃を得意とする

・侍型（サムライ）
騎士型亜種。
ジャパニーズサマライソウル（大和魂）を持った
武（さぶらい）型の上級カオス
剣術では騎士型より遥か上の実力を持つ



・破壊（シヴァ）型
上級タイプのカオス
還元攻撃は得意ではないが
単純な攻撃力のみではマエストロ型に匹敵する
「無破」（ナダ）という小型のブラックホールを用いた
攻撃ができるという特権を持っている

・邪気眼（ダーク）型
破壊型亜種
無波を通常のシヴァ型より自在に操る
上級タイプのカオス
闇の力は偉大


・プリンセス型
女性のフォルムをした上級タイプのカオス
蜥蜴型やメテオラ型など下級タイプを産み出し
指揮するマザーの下位互換

・狂戦士（ベルセルク）型
古代ノルド語で
鎧を纏わない者を意味する
上位タイプのカオス
還元攻撃を使えない反面、肉弾戦を好み、
凄まじい戦闘力と運動能力を持つ

関係ないですが
ベルセルク完結まであと何年かかるんですかね…（涙声）



・総指揮者（マエストロ）型
多数のカオスを指揮・統括する
上級タイプのカオス
能力・戦闘力は一線を画すが
個体数は少ない
富士マザー内での
生存個体は現在４体のみ
（※補足　第3子リチウムもマエストロ型だったが
　　　ボスにより2年前撃破されている）


・母（マザー）型
世界の七大陸の最高峰
及び日本列島富士山頂に存在する
カオスの巣　通称マザー内部に一体ずつ存在する
カオス達の親に当たる存在
世界で合計８体しか存在しない。


８つのマザーの内
アフリカ大陸、キリマンジャロのマザーは世界最大であり
国立公園周辺はコスモス達とカオスの激戦区になっている
人類の発祥の地がアフリカにであることが
起因していると思われる。





【VCF】（対カオス軍）
カオスの出現を受け、国連軍を中心に結成された
人類最後の抵抗勢力
彼らを殲滅し、再び地球全体を人類の生存圏として
取り戻すことを目的としているが
現在戦況は不利な状態にある

本部はアメリカ（USA！USA！！）

VCFはﾊﾞｰｻｽｶｵｽﾌｫｰｽの略
訳としては適切ではないとコメント欄で
指摘を受けましたが作者の頭が悪いので
ゆるして下さい（半ギレ）
クレームは受け付けません（男気）



　

�B富士マザー内での序列と部隊編成について
周期表に倣って富士マザーは
自分の子供達へ順番に名前をつけた。
名前もちのカオスの序列・強さは
ハイドロゲンを先頭にして産まれた順に比例して高い。

また兄弟内で部隊を編成する概念も持ち合わせており
各族ごとに数字が少ないものを隊長（族王）とし
合計18に別れた部隊を編成している。
（周期表の縦ラインが同じ部隊）